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2019年3月31日リニューアルオープン 広東料理 香桃
先日、中華ランチに行ってきました。
リッツカールトン大阪の中にある、香桃という中華レストランです。
リッツカールトン自体、初めてなので心が躍ります。
昔から中華が好きで、子供の時は二週にいっぺんは中華ちまきを食べていた時期もあったくらいなので、お出かけの時は中華をリクエストする率が高くなります。
食いしん坊なクセに胃が弱い
自他ともに認める食いしん坊なんですが、寄る年波には勝てないのかコース料理を完食することが難しくなってきました(まだ30代だけど)
油を多く使う料理は特にギブアップが早いので、コースはランチ、内容は手軽な点心コースにしました。
本題の前置きが長くなってしまったので…お料理を読みたいときは目次で『香桃、実食!』をクリックしてください。
噂のリッツカールトン大阪は想像以上だった
JR大阪駅からはけっこう歩きますが、地下街を歩いていくので天候に左右されないのはいいですね。周辺の駅からも大体5~15分程度で行けると思います。徒歩時間よりも雨に濡れない方が個人的に大事なので嬉しいです。
ハービス大阪のビルの脇に、ひっそりとリッツの入り口があるのでそこから入っていきます。
エレベーターから降りると男性二名がお出迎え
エレベーターで直接レストランのある5Fへ向かうと、エレベーターの扉が開いた瞬間からリッツワールドが広がります。
降りてすぐの廊下には男性二名が両脇に立ち、ご挨拶。
まるで海外に来たかのような笑顔がまぶしすぎて、私は思わず顔を逸らしてしまいました。。コミュ障。
心の準備が出来ていなかったというのは言い訳ですが…客としてはイマイチな行動をとってしまいました。ゴメンナサイ。
レストランまでの廊下もいちいち素敵
重厚なヨーロピアン調の内装は、ともすれば安っぽっく見えがちで「豪華でしょ?」「優雅でしょ?」というのを押し付けられている感じがしてあまり得意ではなかったのですが、一歩リッツカールトン大阪の建物に入るとそんなひねくれた目線も吹っ飛び、むしろ調度品の迫力に圧倒されました。
ちょっとびっくりしてググってみたら…
ザ・リッツ・カールトン大阪のインテリアコンセプトは、伝統的なジョージアンスタイルで、18世紀の貴族の邸宅を彷彿とさせる絵画や美術品の数々が飾られています。「すばらしい美術品を集めることは、本当の"もうひとつのわが家"を提供する上で、必要不可欠なことです。」とザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニー L.L.C.の社長兼COO(チーフ・オペレイティング・オフィサー)であるアーヴ・アムラーは述べています。
”昔の外国人の邸宅を見学”って表現、あながち間違いではなかったみたいです。
なんだかみんなが「リッツ!」「リッツ!」というのが少しずつ分かってきたような…
食後にロビーに行ってみると重厚な空間が広がっていました
香桃、実食!
お店に向かうと綺麗なお姉さんがにこやかに迎えてくえます。
名前を告げると「どうぞお椅子を使ってコートをお脱ぎください^^」ちょっとした一言の気が利いているとグーーンと女子には好感度が上がります。
内装は天井が高くてテラスに面しているので、席数が多くても圧迫感はそこまで感じないです。
ドリンクは中国茶でシェアがおすすめ
個人的に推しのドリンクの頼み方は、各々中国茶を頼んでシェア!
お茶は一度頼むと大体どこのお店でも差し湯してくれるので、最後までお茶と一緒にコース料理を楽しめますよ。
コスパもいいし、お茶で中華料理を食べると胃もたれしないし、口の中がスッキリするので中華料理のコースを頼むときは絶対に中国茶を頼みます。コップも頼んだ種類分出してくれるので味の変化も楽しめるし。
まぁ、ドリンクシェアは邪道な楽しみ方なのかもしれませんが私はこのスタイルが好きです。
是非中華料理のコースを頼んだ際にはビールではなく中国茶で味わってみてください。
点心コースの始まりです♪
ざっとスライダーでご紹介
焼き豚は香りも甘みも控えめでお上品。
甘辛フリットはあとから辛さが効いてきます。
これがこのコースの華かな?点心三点盛り
どの点心もしっかり味がついていたので、黒酢などの調味料は使わずに頂きました。
「海老蒸し餃子」はゴロゴロ海老が入っています。海老のすり身より海老の身の方が多くて食べ応え抜群。
「キャビアのせ海老蒸し餃子」はキャビアの塩っ気が効いていて良いアクセントに。海老蒸し餃子とはまた違う味。
「トリュフ入り小龍包」はトリュフの香りとほんのり入ったニンニク?で一瞬イタリアン?な気持ちに…笑。
「カラスミ水餃子松茸香る湯葉入り蒸しスープ」 とメニューにはありましたが、あまり松茸は香らなかったような…?というか松茸の説明はなかったから、私たちが食べたときは松茸ナシだったのかしら??でもこのスープ、美味しかったです。
メインの点心 ボリューム大き目
「叉焼饅頭」は中身が甘い焼き豚の肉まん!この前香港に行ったときに食べたチャーシューメロンパンの元かな?これは、チャーシューメロンパンのインパクトが強すぎて香港で食べたやつの勝利かも。こちらは生地は甘くなく、お上品です♪
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「 鶏肉 干し貝柱 もち米の蓮の葉包み」 はいわゆる中華ちまきだと認識して食べました。蓮の葉を開いた時に香りがブワッと広がって、竹の香りとはまた違う爽やかな香りで楽しめました。蓮の香り、いいですね。
「干し海老入り揚げ餅餃子」こちらは、白玉のような甘いお餅の生地を揚げてあるもの。生地がモチモチしていて美味しい。中身は勿論、塩っ気のある餡でより生地の甘さが引き立つ感じ(^^♪私はこの揚げ餅餃子が気に入りました。
これが一応コース上のメインなのかな?
「季節野菜のガーリック炒め」と「レタス炒飯 焼き餃子添え」は、同じプレートに載ってきました。季節野菜が青梗菜でしたね。
レタスチャーハンは無味…?タイ米でパラパラチャーハンでしたが普通のチャーハンを想像すると拍子抜けするかも。
餃子も街の餃子とは違って、点心のような餃子でした。
デザートはマンゴープリンときな粉餅?でした。マンゴープリンは香港で食べられなかったので嬉しい~!濃厚でしっかりしたプリンです。
きな粉餅も、きな粉がちゃんと大豆の香りがしているっ…!!美味しい~。
お腹いっぱい胸いっぱい
リニューアル前はどうやらランチビュッフェで点心が沢山食べられたようですが、HPを見てみてもビュッフェのコースはなかったです。なくなったのかな??
分かる方がいたら教えてください。
点心師 リョン・スイチュンは、点心作りに手間隙を惜しみません。餡を作り、皮を作り、そして包む、蒸す、揚げる、焼くなど、非常に複雑な工程のある点心作りにおいて、細部までこだわった最高の点心を作り上げます。
香港でたらふく食べたはずなのに、恋しくなってしまった点心を、リッツの香桃が解釈した点心で食べられたのは良かったです。
基本的に上品で、柔らかい味わいでした。
しかし周りを見てみると、点心よりも普通のコースを食べている方の方が多い!!これは胃を整えたら再度普通のコースも食べに行かなきゃだな!!内装もあまりよく見えない席だったので今度は良い席で眺められるといいな♪