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Asia 50 Best 2021に選出されたcenci(チェンチ)でランチ|今が狙い目

京都で有名なイタリアンのチェンチへランチしに行ってきました。

お野菜をふんだんに使って、複雑だけどシンプルなお味で美味しかったです。

去年、中華のコースをほぼ食べきれなかった失敗を生かして、今回は前日から食事の量を減らして参戦しました。

無事、全てのお皿をぺろりと食べられたので良かった~(実際プレッシャーで押しつぶされそうだった笑)

ということで、チェンチのコースの感想です。

cenci(チェンチ)の店内がおしゃれで落ち着く

チェンチで印象的だったのが、天井の高い店内です。

内装が素敵で写真撮りたかったのだけど、満席だったので我慢。

インスタでの店内はこんな感じ。

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店内に入ってすぐに手作りレンガでななめに積み上げた「ねじりまんぽ」という工法でお出迎え。

店員さんに案内される最中に、キッチンを横目に見れるのも楽しかったです。

キッチンを横目に歩いていると、吹き抜け?のような開けた空間が出てきます。

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古民家をリノベしたらしいのですが、死ぬほど高い天井と坪庭が素敵すぎて…

京都の古民家がベースなはずなんですけど、ちょっと欧州の雰囲気もあって癒しの空間でした。

そんなこんなで、私たちは画像奥の2階席へ案内されました。

あ、あと、頭上に合ったライトも良き。「家を購入したらこんなライトにした~い」と思ったので、2階席になったらライトも見てみてください。

cenci(チェンチ)のある日の1万円コース♡

ではさっそく私が食べた1万円(税込12,100円)のコースを。

まずは、食前酒ならぬ食前茶(?)で胃を食事モードにします。

↓画像の小さなグラスが食前茶です。

cenci(チェンチ)のある日の1万円コース

かなり多くのハーブが入っているようで、聞きなれない名前も多かったです。

飲み口はかなりあっさり。

チェンチのメニューは、材料のみで「出てくるまでのお楽しみ」となっています。

特に最初の4皿は本当に何が出てくるか想像つかなかったです。

cenci(チェンチ)のある日の1万円コース

前菜|ペルシュウ・アオリイカのサラダ

では、さっそく前菜から。

便宜上、私基準で勝手に前菜やメインのカテゴリーの仕分けやら、お皿の名前を付けています笑。

ペルシュウという名のプロシュート

「メニューのペルシュウってプロシュートのことなんか!!」とウェイターさんの解説を聞いてやっと分かりました。

本来の言い方は、ペルシュウなんだって。

下戸なもんで、生ハムの塩味が苦手なんですが、、これは死ぬほど美味しかったです。

もう死ぬほど薄いプロシュートなんですけど、薄ければ薄いほど良いらしい。

ペルシュウという名のプロシュート

もはや和紙とか絹みたいでしょ。

極薄だから塩味もきつくないし、吞まなくても美味しいいい~

何よりも感動したのが、手作りのブッラータ(チーズ)!

2層になっているのがわかりますか??食感の違うチーズを包んでいるんですって。

詳しいことはもう忘れっちゃったけど(ぉぃ)半透明な方がモッツアレラで、もう片方の白い方はリコッタチーズっぽかった。

下戸なもんで、生ハムもチーズもまーーーーったく経験ないからか、両方とも死ぬほど感動しちゃった。

ブッラータは初めて食べたしなぁ。

ハーブのグリーンが美しいアオリイカのサラダ

勝手にアオリイカのサラダって名付けてるけど、まぁいいか。

これも好きな一皿でした。

ダークグレーのベースにクリアなガラス、グリーンの料理という色の組み合わせも初夏っぽくて好き!

ハーブのグリーンが美しいアオリイカのサラダ

生のアオリイカとアボガドの組み合わせも初めて。

ライムの酸味とハーブの香りで、さっぱりとしたお味。

生のズッキーニは、うす~くスライスしてあって「きしめん!」と思いながら食べました。

どれも青臭さはなくて(当たり前)、イカ墨のパリパリが良い食感のアクセントになってて好き。

魚料理|甘鯛の炭火焼き

続きまして、魚料理です。

甘鯛を炭火で焼いたものなんですけど、びっみょーにレアな部分も残っててよかった。

夫はこの甘鯛と次のスープが印象的だったらしい。

魚料理|甘鯛の炭火焼き

ほんとに外は炭の香り&パリパリで中はしっとりでした。

甘鯛のような白身魚って、淡白ゆえに印象に残らないことも私の中では多いのですが(え)炭火のおかげかめちゃくちゃ印象に残った一皿です。

スナップエンドウの横にあるカーキの物体がきゅうりのピクルスなんですけど、クリーミーなじゃがいもと鯛に合ってて好きでした。

あと、ここまでふんだんに葉山葵を食べたのは初めて。

どうでもいいけど、ダークグレー×グリーンの色彩がすごく性癖にささることに気付いた…

スープ|油目(アイナメ)のスープ

メニュー表みたときに「油目(アブラメ)」と書かれてて、なんのことかサッパリでした。

実際に提供されてからも「食べたことあるような、でもアブラメなんて記憶にない…」と悶々としていたのですが、関西ではアイナメのことを「アブラメ」というみたいです。

画面右にあるディル(たぶん)の花をちぎってスープにかけていただきます。

スープ|油目(アイナメ)のスープ

ディルのお花を食すのは初めてです。

なんか、今回の食事は「初めて」が多い気がします。

ちなみに、プチトマトの上に乗っている丸いのはコショウを素揚げしたものです。

これがめちゃくちゃ美味しい…家でもコショウを素揚げしたいくらい。たぶん近いうちに挑戦する(*'▽')

けっこうコッテリとしたスープなのですが、甘いプチトマトとディルが良い仕事をした気がします。

夫は無言のまま秒速で飲み干していました…ラーメンかよ。

メイン|カトラリーとホロホロ鳥のステーキ

メインでは、お肉専用?のカトラリーに。

このカトラリーがかっこよすぎてパシャリ。

メイン|カトラリーとホロホロ鳥のステーキ

この模様って欧州ブランドのカトラリーじゃないよなぁと思ってよーく目を凝らしてみると「RYUSEN」とな。

福井にある「龍泉刃物」というところのらしいです。

直営店が死ぬほどカッコいい&ワークショップをやっているみたいなので行ってみたい~

さて、ホロホロ鳥の炭火焼きがやってきました。

メイン|カトラリーとホロホロ鳥のステーキ

それぞれ部位の違うお肉です。

ホロホロ鳥からとった白湯(白湯)をベースにした茶色いソースの他にヨーグルトソースも使われているので、酸味のある味付けになっています。

和風のような洋風のような味付けでした。

メインのお皿ですが、サッパリとした味付けなので重くなくて良き。

パスタ|しらすのパスタ

最後はしらすのパスタです。

内心、どこでも食べられるなぁ~~~と思ったのはナイショ。

パスタ|しらすのパスタ

当たり前だけど、バチバチにお出汁が効いていてそこら辺で食するパスタとは一線を画しておりました。

かつお?あさり?鳥?よくわからないけど、バチバチにお出汁が効いていて美味しかったです(バカ舌&語彙力のなさよ)

なんのお出汁なんだろうか…

デザート|チョコケーキ・フロマージュブラン

デザートタイムへ突入です。

デザートと一緒に楽しめるお茶orコーヒーを選びます。

私はブレンドティーのキャンディを選択。

出てきた紅茶の脇には、イタリアのカーニバルで食べられる「チェンチ」というお菓子が。

素朴な甘いお味で、スナック菓子感覚で食べられます。

そんなこんなしているうちにデザートの1皿目がやってきました。

パッションフルーツとアマゾンカカオのチョコレートケーキ

ほどなくして出てきたのは、パッションフルーツとアマゾンカカオを使ったチョコレートケーキ。

パッションフルーツとアマゾンカカオのチョコレートケーキ

クリームの上に乗ったジャム?だけがパッションフルーツかと思いきや、生地にもしっかり酸味が!

濃厚だけど酸味が強いので、ぺろりと食べられちゃう。

そこそこカカオの苦みも感じられて甘さは控えめ。

イチゴのフロマージュブランと黒文字シャーベット

最後のお皿は、フロマージュブランとシャーベットです。

写真奥がイチゴのフロマージュブラン、手前側が黒文字のシャーベットになります。

イチゴのフロマージュブランと黒文字シャーベット

黒文字ってなんぞや?ってついつい聞いてしまったんですけど、樹皮に芳香がある木材のことで和菓子に使われる竹っぽい楊枝に使われているそうです。

調べてみると、黒文字には抗菌・消炎作用などがあり、消化器の不調や皮膚トラブルに効くらしい。

…まるで私向けのドルチェじゃないか。

食べてみると、青っぽい香りで鼻に残る感じはなくスーーーっと抜けていく感じ。

まぁあの和菓子の爪楊枝をガリガリ噛んだときの印象に近いです(え?そんな行儀の悪いことしたことないって?)

ちなみに、フロマージュブランはムースのように消えていきました( *´艸`)

コースを通してcenci(チェンチ)の印象

コースを一通り食べてみて、季節柄なのか酸味とハーブを効かせた料理が多かった印象です。

脂っこい料理も少なくて、イタリアンだけど和食感のある食事でした。

あと、記憶が曖昧ですが甘鯛かアオリイカのお皿あたりに、ホエイ(乳清)を使っているという説明を受けて、使用できる食材は余すことなく使い切るレストランなんだなぁと感じた次第です。

ホエイはチーズ作りで出てきたのかな?と。真偽は不明

あと、カトラリーと色合いのセンスが個人的にすごく好きです。

味じゃないんですけど、内装とかライトとかそういった面もすべて含めて「センスが良いなぁ」と。

京都だけどローカルなイタリアンな雰囲気もあって不思議な空間でした。

ドリンクについて

レストランってアルコールで採算をとっていると耳にしますが、緊急事態宣言中のレストランってどこで収支バランスをとっているのだろうか…

ドリンクいっぱい頼んだ方が良いのかな??なんて考え始めると止まらない。

…なんだか変なことを考えてしまうので、早くコロナ収束してアルコール解禁して欲しいですね。(飲めないけど)

夫はノンアルコールビールを2杯(約600円)

私は、凍頂烏龍茶とキンモクセイの香りがする桂花烏龍茶?を(約800円)1杯ずつ楽しみました。

イタリアンということでお茶に関して全く期待していなかったのですが、中華レストランなみに美味しかったです。

あとは、ボトルのお水で。

ガス入りが良かったのですが満腹が怖くてガスなしのお水を頼んだら、なんと酒蔵でも使われるお水だそう!

パンについて

パンはフォッカッチャが出てきました。

想像していた3倍くらいモチモチでふわふわのフォッカッチャで、もはや普通のしっとり系のパン!

表面の塩っ気がきいていて美味しかったです。

満腹に怯えていたのでおかわりしませんでしたが、普通におかわりしたかった笑。

cenci(チェンチ)のランチコースは1万円と1万3千円が基本

緊急事態宣言のいま、営業時間の短縮に伴ってコース数も微妙に変更があるようです。

13,000円(税込15,730円)のコースが昼・夜ともにお料理とデザートのお皿をそれぞれ1つ減らして、グレートを上げているよう。

満腹に怯える私は迷わず1万円(税込12,100円)のコースにしたけど、2皿減るなら13,000円(税込15,730円)のコースも良かったかな?と今更ながら思ってます笑。

チェンチのランチコース

チェンチのランチコースは平日だとお得なコースもあります。

料金(税込み) コース内容
¥15,730 ディナーと同じ内容
¥12,100 お料理6皿・デザート2皿
¥7,260(平日のみ) お料理5皿・デザート2皿

平日だと1皿減って10,000円以下で食べられるのは、お得ですね。

お肉料理が無くなるのかな?

ドリンクはノンアルコールビールがあったよ!

あとは台湾茶や日本茶など。

チェンチのディナーコース

チェンチのディナーコースは13,000円(税込15,730円)のコースのみです。

普段のチェンチのディナーのボリュームはどんな感じなんだろう?気になる。

cenci(チェンチ)のお店情報

2021年版「アジアのベストレストラン50」で91位に選出されたレストランということで、本来なら予約なんて全くとれないレストランなんですが(実際コロナ前は直前だと予約とれなかった)、今は直前でも予約取れるのでチャンスかなと思います。

あと、岡崎の落ち着いた町並みも良い。

川や平安神宮をのんびり散歩できるので、ランチ後の腹ごなしになりました♡

チェンチの詳細情報を乗っけておきますね。

住所 〒606-8323
京都市左京区聖護院円頓美町44-7
電話番号 075-708-5307
ホームページ https://cenci-kyoto.com/
インスタ https://www.instagram.com/cenci.kyoto/?hl=ja

インスタのストーリーズで空席情報を流してくれるので、直前に予約したい人はインスタをフォローすると確実です。

ひっさしぶりにレストランでお食事して、心身ともに満たされました~。

ごちそうさまでした!

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