香港でのグダグダになった年越しの話です。
前回の記事では街中カウントダウンを断念したことを書きましたが、今回はホテルでのカウントダウンが意外と良かった話をば。
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ホテルの年越しは期待していなかった
香港では、屋外で年越しをする予定だったので宿泊ホテルでのカウントダウンは期待していませんでした。
元々知識としてホテルでの年越しはガラパーティがあって華やかというのは知っていたけれども、今回泊まっているホテルはビジネスユース向けのホテルです。
まさか小さいながらもパーティをやっているとは。
疲れ果ててたどり着いたホテルで見たもの
圧倒的な人混みでフラフラになりながら、ホテルに到着しました。
テンションはだだ下がりのなか、ホテルのロビーに入るとロビーラウンジで誰かが歌って演奏している…賑やか…ただロビーラウンジ付近には係の人が沢山いて、どうやら限られた人が入れそうな感じ。
正直疲れていたので、係の人に「何やってるの?」や「入れる?」と聞くこともなく部屋へ直行。
とりあえず一度落ち着いたところで休みたかったのです。
静かに年を越そうとラウンジへ
部屋で一休みして落ち着いてくると、だんだん「せっかく年末年始に日本を出たのにこのまま部屋で年を越すのは嫌だ!!」とアツい気持ちが甦ってきます笑。
そして奮起。
ロビーラウンジではなく、ラウンジへ行ってみるとゲストは1人だけ。ノートパソコンを持ち込んで仕事?か分かりませんが、その人が1人いるだけでラウンジ自体はがらんとしていました。
静かに年を越すことが出来そうです。
疲れ切っていた身体にラウンジのクッキーやグミが身体に沁みる。。私は温かいコーヒーを、夫は炭酸を飲みながら夜景を楽しんでいました。
テンションが高いホテルスタッフのお姉さん
しっぽり年を越そうと二人でお茶をしていると、テンション高めのお姉さんスタッフが赤いカードを持ちながら私たちに話しかけてきました。
どうやらこの赤いカードを配られた人は下のロビーラウンジでのカウントダウンパーティに出席できるそう。
「赤、白、スパークリングワイン一杯とスナック菓子もあるから是非!行ってみて!!」とお姉さん。
二日連続でお酒にありつけていない夫には魅力的なお誘い。何よりもお姉さんのウキウキ具合に夫婦二人は感化されてしまいました(単純)
もうこの時既に23:30!急いで下に降ります。
さぁ!カウントダウンの始まり!!
ロビーラウンジへ行ってみるとスタッフもぞろぞろ集まり始めて、お祭りムード!
その場にいる皆さん笑顔で、さっきまでの人間大量地獄で疲れ切っていたのが吹っ飛びそう!
席に着くと、パーティー用の帽子や笛やらが置いてありました。チープ具合に笑ったけど、みんな笑顔で楽しもうという雰囲気に飲み込まれてなんだか可愛く見えてきました笑。
歌を聴きながら楽しく時が過ぎるのを待ちます。
直前にはシャンパン?が配られた
15分前にはシャンパン?スパークリング?どっちか分かりませんが乾杯用のグラスも配られ、気が付いたらお客さんもスタッフも私たちが来た時よりも増えていました。
皆さん、パーティーグッズの帽子やら被ってカウントダウンの準備はばっちりです!
HAPPY NEW YEAR!!!!!
音声ナシですが、アットホームな雰囲気の年越しの感じが伝わるかな??
風船が爆竹の代わりなのか、HAPPY NEW YEAR!という言葉とともに一部の大人、子供、風船を足で踏みつける!割る!
最初はあまりの音の大きさにびっくり!!いや、結局最後まで慣れなかったけども笑。
スタッフ同士もニコニコ笑顔で挨拶しながらグラスをかたむけているのがなんだかホッコリ。
アットホームな年越しで2019を迎える
無心に風船を割るキッズに、男性同士で仲良く乾杯をしているカップル、スタッフ皆で写真を撮っていたりとなんだか、多様な人たちと迎える新年は映画のワンシーンのよう。
人間大量地獄に揉まれた私たちは、ガラパーティーを開くような高級なところよりもこれくらいカジュアルな方が気もラクで良かったです。
欧米の人はちゃんと蝶ネクタイをしてビシッとキメている人もいましたが、ほとんどの人が普段着。
私たちも街歩き用のボロボロスタイルで参加しましたが浮かずに楽しめました。
いつかリゾートホテルでカウントダウンを
今回の年越しで、ホテル年越しが想像以上に楽しかったので新たな野望が一つできました。
それはリゾートホテルでの年越し
ゆったりと大晦日を迎えて、色んな国、環境の人たちと新年の挨拶が出来たら最高だなって思います。
いつ叶うか分からないけど、その日を楽しみに日々を頑張る糧ができました。
部屋に戻る途中の出来事
ちなみに、部屋に戻ろうとエレベーターに乗り込むとアシアナ航空のCAさんと同じ空間に。
とっても綺麗な二人組でした。
彼女たちが降りる際に「HAPPY NEW YEAR!」と声をかけてくれた時は、なんだかよく分からないけど嬉しかったです。綺麗な人に話しかけられて舞い上がってる男子中学生みたいだけど笑。
でも本当によくわからないけど嬉しかったのです。