今回は松田屋ホテル自慢の庭園とお風呂編です。
前回までの記事↓
庭園は文句なく素晴らしいものでした。
お風呂はどうだったのでしょうか。
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松田屋の見どころ 日本庭園
チェックイン時に館内マップをもらって見てみると、日本庭園には足湯もあり広そう。
しかも鯉に餌をあげられるらしい。。
部屋で一息ついた後、庭園に出てみると出入り口に虫よけスプレーや、雨の日用の傘、夜まわるための行灯が用意されていました。
こういう痒いところに手が届いているのがいいですね。
鯉の餌やりが楽しい
どこの池の鯉も餌には貪欲ですね。ここの池も例にもれず貪欲で笑っちゃいました。
鳥も餌を食べに来るので、鯉vs鳥の様子も見れて面白いです。
気が付いたら手持ちの餌がなくなってて残念。
夏の足湯は痺れる
足湯は日本庭園内にある、勾配きつめな小山?丘?にのぼるとあります。
ちゃんと足を拭くためのタオルも用意されており、手ぶらで行けるのがうれしい!
源泉のままのようで、温度調整されていないのか真夏には厳しい熱湯具合!
でもこれが真冬だったら永遠に足湯ゾーンでくつろいでしまいそう。
武士たちが話あった小屋もあったり
庭園内を散策していくと、ポツンと現れる小屋が。
これが西郷・木戸・大久保会見所!ここで薩長同盟について夜な夜な語り合ったとか?
歴女ではないので、「ほー小屋だ。」という陳腐な感想しか出てこないのが悲しい。。
歴女だったら、この小屋で物思いにふけることができたのに…
興味がないって罪ですね。
湯田温泉
松田屋があるところは湯田温泉街の中にあります。
街を歩いていると、無料の公衆足湯もあります。それだけ豊富な温泉が湧き出ているのでしょう。
公衆足湯は熱々で慣れるまでに時間はかかりますが気持ち良いので是非。
自慢の湯
温泉の質としては、アルカリ性(アルカリ性はPh8.5以上)で無色透明。
硫黄臭さもなし。
アルカリ性の湯らしくヌルっとした柔らかいお湯でした♡
文化人も愛した湯
武士だけでなく、文化人 種田山頭火なども湯田温泉を愛したことが知られています。
松田屋の後ろの道路には種田山頭火が湯田温泉について書いた詩が彫られた彫刻があります。
なかなかポップで面白い詩なので湯田温泉にいらした際には是非探してみてください。
私はこの詩を見て一気にファンになりました笑。
大浴場、家族風呂が二つ 露天風呂が一つ
お風呂は本館側に集中しており、新館からは少し歩きます。
男風呂、女風呂用に一つずつ大浴場が割り当てられており、24:00で入れ替えがあります。
家族風呂は予約制ではなく、空いていたら入れるそうです。
大浴場の一つに露天風呂が露天風呂がついている
露天風呂は独立してあるわけではなく、大浴場に付随してるので夜と朝に大浴場へ行けば露天風呂に入れます。
が、露天風呂は小さいし、外の道路に面しているのか通行人の声も聞こえてくるのでなんだか落ち着かなくて、すぐに上がってしまいました。。
無理して露天風呂は入らなくてもいいかも~。
ここは絶対!家族風呂 維新の湯
一番抑えておきたいのは、個人的に維新の湯です。
維新の湯の浴槽は、徳川幕府末期1860年につくられたもので、当時長州、薩摩、土佐の勤皇の志士 高杉晋作・木戸孝允・西郷隆盛・大久保利通・伊藤博文・大村益次郎・山県有朋・井上馨・坂本竜馬らや七卿落の公卿三条実美らが、しばしば松田屋で会合して、倒幕・皇政復古の密議をしたときに入浴使用したと云われる歴史的文化財です。
なんと!偉人が入った湯に入れる~!その間に何万人の方が湯につかったかは分からないけど笑、ご利益がありそうなのでここは絶対外せません。
とはいえ、入ってみるとちょっと大き目で古めの普通の家族風呂なんですけどね。
脱衣所は時代を感じる
新館の新しい部屋に滞在しているせいか、全般的にお風呂場の昭和感に少々面食らいます。
ちょこっと小姑みたいだけど、綿埃が棚の上にあったりして(掃除している人が小さければ見落とすだろうなって場所)
自分が住んでいる家よりも汚いと残念な気持ちになるので、そこはちょこっとマイナスだなぁ。
お風呂とお庭探索でお籠り滞在可能
館内にはホンモノの鈴虫を飼っていたり、幕末資料館があったりで、一泊なら時間を持て余すこともありません。
むしろ温泉を踏破するのに疲れて夜は爆睡でした笑。
チャキチャキな仲居のおばちゃまと、食べるのが好きで幕末好きなら絶対楽しめるお宿でした。
次は3日目最終日~!!