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タイ経由でスリランカに行こうと夫のクレカで決済
改めて思い返しても各方面に迷惑だけかけて、誰も得をしていない話なんですけれども、今後の自分の戒めとして記事にしました。
きっかけは、夫の中期出張が入ったことでした。。見ず知らずの土地に住んでいるため夫の出張中はこの土地にいる意味がないなと思い立ち、JALのマイルでタイの航空券を取得したんです。
日にちが迫っていたため、何も考えずにタイの往復券を購入したのですが、約二週間弱タイに滞在することをリアルに考えると勿体ない気がして
タイからスリランカに滞在して再びタイから日本に戻る旅程を組み立てました。
スリランカへはスリランカ航空のサイトから自分で予約。
一番安いチケットで予約したので、返金不可のチケットをカードのポイント目当てで夫のクレカで決済。
これが全ての元凶でした((+_+))
スリランカ航空㏋で予約完了直後に突然お知らせページが出る
クレカも全て登録が終わりチケットの手配も終了したので、さぁページを閉じようとすると、ババンとcautionのようなページが出てきました…読んでみると、要は「カードの名義と搭乗者の名前が違う場合はチェックインの時にカードの提示を求めるから用意しといてね。ない場合は搭乗拒否になるから気をつけろよ!」という内容。
えぇぇぇ!
それ申し込みフォームの時に注意書きで出しておくれよ。。
無知な私は国際線がそんな規約になっていることを知らなかったのです。
でもANA JALはそんなことなかったよなぁ?と調べてみるとタイ航空やスリランカ航空など一部で明示されてるようなものらしいです。
今回の旅行には全く関係ありませんが、一番腹落ちしたのがエミレーツのホームページでしたので、一部抜粋。
実際に旅行する人の代理として、私のクレジットカードでオンライン予約することはできますか?
出発国によります。 一部の国ではセキュリティー上の理由で、旅行者(団体の場合はそのうちの1人)本人または同姓の人のクレジットカードでしか、チケットを予約できないことになっています。 場合によっては、空港チェックインカウンターで搭乗券を受け取る際に、お支払いに使ったクレジットカードを提示するよう求められることもあります。
とのこと。
慌ててグーグル先生に聞きまくります。中には旅行代理店で買ったチケットは支払いの責任が代理店にあるのでチェックイン時にカードを求められることはない。など書いてありましたが今回のケースは航空会社経由なのでアウト。
すると、とある方のブログで、エクスペディアで決済したカードを自宅に忘れて提示することが出来ず搭乗拒否になってしまい、新たにチケットをその場で買い直したと書いてあるではありませんか。。
胃が縮みあがったのは言うまでもない!!!
代理店だろうがなんであろうとカードの提示求められるわこれ!
血眼になってスリランカ航空に聞いてみる
スリランカ航空のページによると、カード決済者と搭乗者が違う場合には出国前にカード決済者の情報を提出すれば出国できるとのこと。
お客様のカードがビザ(VISA)かマスター(Master)カードの場合、‘VISAによる認証’又は‘MsterCardのセキュリティコード’によりセキュリティが有効となりますので、前述の認証手続きは不要になります。
スリランカ航空は又お客様が旅行メンバーでなくても、大事な人のためオンラインでのチケット購入が出来る機会を設けています。このような場合、下記の弊社認証手続きに従うだけで済みます。
もし大事なひとのためにオンラインでチケット予約をする場合は下記の指示に従ってください。
カード所有者は出発の少なくとも24時間前にスリランカ航空の事務所の営業時間内に連絡し、認証手続きを完了するため以下の書類を提示してください。
・取引に使用したカード
・パスポートの原本及びコピー(署名のページ)又はカード所有者の 国民番号
・実際の旅行者のパスポートのコピー
・リリース及び免責のフォームに記入。カード所有者はスリランカ航空職員又は指定スタッフ同席の場合のみサインすることをお勧めします。
ここでも不運が。アメックスで支払っていたので、書類の提出は必須。でもこれ空港まで行かないとダメなやつじゃない?夫はもうすぐ出張で居なくなってしまうのでそれは確実に無理。
一縷の望みを賭けて、スリランカ航空の問い合わせメールで「カード決済者と搭乗者が違うが、現地でカードの提示は出来ないのでカード決済者を変更したい」とメールしてみました。
支払い完了したから支払い方法は変更できませんよ!との返事。
うーん。塩。解決策は教えてくれないのね。
まぁでも、そりゃそうですよね。な返事なので、諦めて日本支社に電話してみました。
ちなみにこの時すでに夫の情報を提出するには難しく、キャンセルの方向に思考は動いていました。
スリランカ航空のお姉さんは親身になって色々提案してくれました
電話をして事情を話すと、カード決済者の情報提示は各空港もしくは、スリランカ航空の日本支社である東京に出向けば即許可が下りるとのこと。
ただ、もう夫の情報が得られないので難しいと話すとメールでのやりとりも可能とのことでした。メールの場合は免責フォームのサインも書いて送れば許可が下りるらしいです。カード決済者の情報は出張先からメールで送ってもらって転送でも可能ですよと言われましたが、今回の夫の出張では頼める雰囲気でもなかったので、キャンセルの方法も教えていただきました。
refundページで申し込むとキャンセルの手続きが出来るということで、返金不可のチケットの場合もそこからのページでキャンセルが出来るそうです。
かなり親身になって教えていただいたお姉さんには感謝しかないです。。お手数おかけしました。
私の準備不足でJAL・スリランカ航空キャンセル祭り。痛い授業料でした
結局、一人ではどうにも出来ないので今回のスリランカ行きはキャンセル。タイも出発までギリギリで、しかも二週間という時間は持て余すのでキャンセルすることになりました。ほんとーに準備不足がたたってお恥ずかしい限り。
JALのキャンセルはマイルでしたのでキャンセル料は手数料代のみ。JALはホームページからサクッとキャンセルできました。スリランカ航空のキャンセル代はチケット代まるまる。25000円ほど。
痛い授業料です…チケットとったりキャンセルしたり、先方の航空会社にも申し訳ない。
スリランカ航空の予約センターとのやりとり
お姉さんの指示通りrefundページから申し込みをしました。
数時間後には「refundリクエスト受け付けました!2-3営業日後にはレスポンス受け取れるよ」という定型文が送られてきて一安心していました。
その数日後…
返金不可チケットですよ!とメールがきた。
…うむ。知ってる。大文字にしてくれてるけど知ってる。
で、これは結局キャンセル処理してくれてるの?
いまいち分からないので、問い合わせフォームから「返金できないのは知っている。事情によりキャンセルしないといけないのでキャンセルする方法を知りたいので教えてくれ」とメールしました。
すると返事が…
キャンセルはできるよ、返金不可だけどね。でも税金は下のリンクから返金できるよとの返事
む、税金戻ってくるのか!!教えてくれてありがとう!
でもそのリクエストフォーム、前回も送ったrefoundページじゃないか!そこから申請したら、返金できません!と一喝するメールがきたのよ笑。
気を取り直して、再度リクエストフォームから送信。その時に備考欄に「返金できないのは承知している。チケットのキャンセルと税金の返金をして欲しい」と書いてみました。
再び、返金手続き承りましたの定型文が届いたので、大人しく待つことに。この時すでに出発まであと3日というギリギリ具合。
ソワソワしながら待っていると翌日にメールが届きました。
おおおお!やっとキャンセルできた(涙)タイバーツなのはタイ出国のため。8300円ほど戻ってくるのは有難いです。
24時間対応の問い合わせフォームの返信
今回チケットを取得したのも出発ギリギリでキャンセルも時間の猶予がないなか、どうにか完了できたのは24時間対応の問い合わせフォームの返信の速さ。
小心者ゆえ夜も眠れずに、昼夜問わずメールを送りましたが遅くとも半日後には連絡がきたので助かりました。質問したことだけにしか答えてくれないメールには翻弄されましたが、自業自得ですしね。
メールの返信者によって親切度が異なるので、何度かメールして正解でした。
大馬鹿者はこの私です。勉強になりました
という訳で、各方面に(特に夫)多大なる迷惑をかけたドタバタ劇ゆえ公開するのもどうなの?という気はしましたが、ググると「国際線で家族のチケット発券しましたが大丈夫ですか?」という質問が多く参考になるかなーと思い公開してみました。
まぁ、タイ出国→スリランカで家族のカード使う人は私くらいでしょうけど。
ANA JALはどうにかなりそうですが、タイ航空とスリランカ航空(私が調べた限り)は確実にカード提出が求められるので事前準備が必要です。
欲目を出して、何も手に入れられなかったので今度からは自分のカードで発券することにします(当たり前)