徐々に不況の足音が近づいてきてますね…
どこが出元のニュースだったか忘れましたが、アメリカ人の住宅ローンの返済が滞っているようで。まぁ、リーマンショックの二の舞にならないように、政府が先手を打ったようですが。
そんななか、のんきにアメリカのETFを眺めて投資しようとしているのが私です。
今回は、「投資し続けるETFはVOOだけにしたよ!」というお話。
Contents
専業主婦が考えるETFの結論!XLPを止めてVOOに集中投資する
アメリカのETFはVOOに集中することに決めました。XLPにも手を出すつもりでしたが、控えます。
というのも、私は値上がりを期待するインデックス投資(指数連動を目標)が投資ポリシーだからです。
夫への説明のためにXLPを詳しく調べていたら「あれ?これ私の投資ポリシーに沿ってる?」となったので止めます~。私一人だったら、深く調べずに手を出していたので、このブログで投資状況を報告スタイルにしてよかったです笑!!
とはいえ、この判断が正しいのかは謎。でもまぁ、後悔はしないはず。
これは私の判断であって、XLPはすごく人気のETFなので適当に読み流してね~。
XLPに手を出そうとしたキッカケ
XLPに手を出そうとした理由は、このような思考回路です。
この思考の流れを理解してくれる人はおりますか??
なぜ、世界に分散投資したいのかというと、アメリカ集中投資が怖いからです。
アメリカがこれまでずっと経済成長してきたのは紛れもない事実なので、アメリカ集中で老婆になるまで積立投資するのは理にかなっています。
むしろ他のETFや投資信託に浮気せずに、VOO一本で投資したほうが効率が良いですよね。フツー。
しかし、トランプの再選が怪しい&コロナで混乱中の状況を見ていると、アメリカ集中投資も怖いなあと感じます。
というわけで、実はXLPの購入手続きまでして後は粛々と買い続けるのみだったのですが、全力の方向転換です。
ETF「XLP」の推しと専業主婦の心変わりポイント
なぜ、VOOだけでなくXLPに追加投資しようとしたのか?と疑問ですよね(ね?夫氏?)
VOOの特徴は、全米の大手企業に絞った株で構成されています。そして、S&P500種インデックスに連動するようになっているのです。つまり、VOOさえ買っておけばアメリカが経済成長を続ける限り伸び続けます。
しかも、大手企業に絞っているのでポートフォリオ内にゴミ株が組み込まれる心配がないのもVOOが推せるpointです。(大きな会社でもゴミ株はあるかもだけど確率的には低い…はず…)
ますます他のETFに手を出そうとした理由が分からんですね。
というわけで、推しpointと心変わりpointをつらつらと書いていきます。
推しpoint!ディフェンシブETF!XLP
XLPの詳しい解説は、他のブログやYouTubeで死ぬほどなされているので、割愛!笑。
ただ、夫への説明のために私が良いと感じたポイントを挙げていきます。
XLPとは、アメリカの生活必需品セレクト・セクターへ投資するETFです。
1998年に設定された古い商品です。あらゆる修羅場を乗り越えてきた商品なので信頼性はお墨付きでしょう。リーマンショックが起きたときですら増配していますからね。とはいえ、減配している年もあるので期待しすぎは禁物ですが。
そして、1口あたりに必要な金額がVOOに比べて低いのも専業主婦にとって嬉しいポイントです。
XLPの特徴は、生活必需品かつ大手企業33社に絞って投資するスタイルです。つまり、個別株を買わなくても世界的大企業に投資することができます。
個別株願望強めの私にとって良い商品だったんです。しかも世界的有名な会社だけで構築されるポートフォリオ…最高。まぁ心変わりしたんですけどね。
心変わりpoint!XLPの組入れ銘柄
実は、心変わりpointした瞬間は、組入れ銘柄を確認していた時なんです。
XLPの上位組入れ銘柄を確認しましょう。
そこまで会社に興味が無くても、「あ、この会社聞いたことがある!」と思う会社が多いはずです。
銘柄名 | 保有割合 |
Procter & Gamble Company (増配企業 P&G) | 16.25% |
PepsiCo Inc.(ペプシコーラで有名) | 10.16% |
Coca-Cola Company(増配企業 コカ・コーラ) | 9.83% |
Walmart Inc.(米国で有名なスーパー) | 9.56% |
Altria Group Inc(タバコメーカー) | 4.67% |
Mondelez International Inc. Class A(ネスレ、ペプシコに続く規模) | 4.62% |
Philip Morris International Inc.(世界最大かつ米国1番の債務超過) | 4.48% |
Costco Wholesale Corporation(コストコ) | 4.45% |
Colgate-Palmolive Company(生活用品) | 3.89% |
Kimberly-Clark Corporation(パーソナルケア) | 2.98% |
ふと気になったのが、XLPに組み入れられている銘柄は増配企業や高配当な会社が多いことです。
この表を作っていた時に気付いたのですが、アイコスで有名なフィリップモリスってアメリカ一番の債務超過企業なんですね。
しかし、アメリカでの債務超過は、特にネガティブとして捉えられていません。キャッシュフローがしっかりしていれば問題にならないらしいです。しかも、フィリップモリスの2019年の業績は好調!2019年は7000億円(以下1ドル=107円で換算)を超す純利益を稼いでいます。
しかし、そのほぼ全てを配当金のために吐き出しているのです。
また、コカ・コーラもずっと連続増配している企業として有名ですよね。最近はイケイケな会社ですが、2020年の4-6月は急ブレーキがかかってしまいました。しかし、コロナの影響はどの企業でも言えることなので、気にしていません。ましてや安くなるなら喜ばしいことでしょう。
しかし、私は配当を望んでいるわけではない…。
揺れ動く専業主婦心!しかしXLPは今じゃない!
「世界に投資したい!」「ゴミ株掴みたくない!」という一心でXLPに心酔していましたが、当初の投資ポリシーから反していることに気付きました。
高配当は望んでいないので、配当のために純利益をまるまる吐き出す会社が、正直理解できないんですよね。株主が強いとはいえ、純利益は会社の拡大に使ってほしいので(IT企業はその傾向が強い)「おやおや?」と違和感を抱いてしまいました。
超優良企業で高配当な会社なのは最高ですが、私は配当狙いで投資するわけではありません。まだ若いし。
というわけで、「資金が限られている状況でディフェンシブETFに投資するのは正解か?」と思ったわけです。
おそらく、私がアラフィフだったらXLPの併用を無理してでも強行した気がします。しかし、まだ30代。アグレッシブに行ってもいいだろうと思いましてね。
でも、XLPの価格が落ちたら確実に拾いに行きます。
ETF「XLP」と「VOO」の併用が最強!専業主婦には無理がある
資金に限りがあるので、今回はXLPを取りやめましたが本来はインデックス狙いのVOOとディフェンシブかつ配当が期待できるXLPの組み合わせが最強だと思います。
しかし、私の場合は「配当より株価上昇を狙う」という投資ポリシーに反したので控えた次第です。とはいえ、XLPも順調に値が上がっているんですけどね。
しかも、不況に強いのでこれからの不況に備えるなら、まじで無敵なんじゃないかな。
お金がたくさんあったら、XLPも積み立てしたいぞ!笑。
とりあえず、粛々と積み立てる候補の中からは外れました。しかし、価格が落ちてきたら拾いたいETFでもあります。ていうか、拾うよね。確実に。
虎視眈々と狙いましょう。ふふふ♡