今際の国のアリスシーズン1.2をこの正月に一気見しました!
シーズン1は正直評価しづらい!だけど、シーズン2は面白かったので時間がある人は見ても良いんじゃないかな。
一応、シーズン1.2ともにNETFLIXの配信国40ヵ国以上でTOP10入りを果しているドラマなので、絶対的に面白くなきゃダメなんですけどね。
シーズン1.2の比較と、今際の国のアリスの見どころについて書いていきます~。
「改善の余地はあるものの予算さえあれば、日本のドラマも世界で戦えるかもしれない!」日本のドラマ業界に希望が持てる内容だったと思います。
Contents
おすすめの鑑賞方法は1.5倍速と通常再生
今際の国のアリスは世界で人気のドラマですが、シーズン1は展開が遅いので1.2~1.5倍速で鑑賞しちゃいましょう。
シーズン1のクライマックス(げぇむ 魔女狩り)はカッコイイシーンが多いので、そこは通常再生で。
日本人女性の戦闘シーンに迫力があるので、是非ともそこは通常再生でお願いします。
シーズン2は展開が早い&ヒリヒリする心理戦が出てくるので、通常再生で楽しめるかと。
スペードのキングとの死闘はめちゃくちゃカッコいいので、じっくり見て欲しい!
今際の国のアリスはデスゲーム
今際の国のアリスをざっくり説明すると、突然集められたメンバーでデスゲームをこなすストーリーです。
まぁ、バトルロワイアルをきっかけに流行った、殺し合いサバイバルストーリーなので新鮮味はないですね。
NETFLIX「今際の国のアリス」の原作はマンガで、読み方は、「いまわのくにのアリス」です。
ちなみに、この作品はアジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワードで、下記の部門で受賞しています。
- 監督賞
- 撮影賞
- 視覚・特殊効果賞
めちゃくちゃ評価されてます!たしかに映像はすごかったです。
また、原作知ってる勢からも概ね高評価なのも良き。原作から改悪はなさそうです。
とはいえ、デスゲームものって人間特有のエゴやグロい思考、残虐性に最初はビックリするんですけど、回数を重ねるうちにマンネリ化するんですよね。
実際、シーズン1はマンネリして途中離脱しかけました…
シーズン1は演技・演出ともにつまらない
今際の国のアリスのシーズン1は正直世界に通用するか怪しいレベルだったと思います(ランキングに載ったので通用したんですけど)
とはいえ、民放のアクションドラマと比べたら見応えはめちゃくちゃあります。
つまらないと感じた理由は4つ。
- 展開に緩急がない
- 回想シーンが多すぎ
- 演技に力が入りすぎ
- 心の動きが唐突すぎ
作品の肝となるエピソードに力を入れすぎて空回りしている印象でした。
展開に緩急がない
話が前に進まなくて、飽きます。
韓国やアメリカにおけるアクションドラマの特徴の一つに、スピーディーな展開が挙げられますが、今際の国のアリスは展開が遅いです。
正確に言うと、ストーリーの肝となる げぇむ 自体はそれなりに進みます。ただ、登場人物の心の動きを丁寧に描くシーンと げぇむ の緩急を上手くつけられなかった印象です。
展開にメリハリがないため、テンポ良く げぇむ が進んでも単調に感じてしまったのかも。
回想シーンが多すぎ
回想シーンが多すぎて飽きます。
しかも、微妙に映像は変わっているものの同じ内容の回想シーンを何回か繰り返します。
主要キャラの過去を振り返るシーンが冗長で、重要なポイントなはずなのに集中力が切れてしまうんですよねぇ。
演技に力が入りすぎ
俳優が力みすぎて、違った意味で緊張感のあるシーズン1でした笑。
民放ドラマにありがちな「この人、演技ド下手…!!」というのはさすがになかったですけど、気合が空回りしている感は否めないかな。
土屋太鳳ちゃんも山崎賢人くんもめちゃくちゃ頑張っていたように思います。
主役メンバーもビーチの幹部も演技頑張ってたね?!という、気合が伝わってくる感じ…
心の動きの描き方が唐突すぎ
シーズン1で新たな展開の足掛かりとなるハートの7のげぇむが壮絶なんですけど、登場人物たちの心の動きが唐突すぎて、観ている側が一瞬ついていけなくなります。
いや、なんとなくこういう心情なんだろうな…というのは話の流れからわかるんですけど、心変わりするの急すぎない?となる展開です。
演技力の問題なのか、演出の問題なのかわかりませんが、唐突すぎて「!?」となっている間にげぇむ終了します。
シーズン2はスピーディーな展開で面白い
シーズン1と比べて、シーズン2は無駄なシーンを削ぎ落してスピーディーな展開です。
以下に挙げたポイントのおかげで、ストレスを感じることなく楽しめました。
- げぇむに敵がいる
- 演技が上手くなった
- 心の動きの描き方が自然
- しつこい回想がなくなった
シーズン1の反省点を上手く活かした形になっていたので、すごく良かったです。
複雑なげぇむのルールも分かりやすく説明しているし、敵の人間味あるところも見られたので、スピーディーながらも視聴者を置いていかないストーリー展開だったと思います。
シーズン1と比べて、ヒリヒリする展開が多かったのも良かったです。
まれに説教モードでダレるのが残念
たまーに、日本のドラマあるある説教モードでダレる箇所があったのは少し残念でした。
みんなを鼓舞するシーンが長いんだよな~。
土屋太鳳ちゃんの良い子なイメージが強いから、見てるこちらまで説教食らってる気がしちゃう笑。
これはもはや制作側の問題じゃなくて私の問題なんだけど。
今際の国のアリスの見どころ
今際の国のアリスの見どころは、以下の5つです。
- 女性キャラのたくましさ
- 朝比奈彩と三吉彩花のスーパーボディ
- 予算をかけた背景
- シーズン2:山Pの裸体
- シーズン2:ハートのジャックの心理戦
女性キャラのたくましさ
今際の国のアリスは、女性キャラの強さが際立っています。
主人公であるウサギ(土屋太鳳)とアリス(山崎賢人)の2人も、ウサギがアリスを引っ張っていく構図だしね。
シーズン2の最後の方で女性キャラ総出の戦闘シーンがあるのですが、めちゃくちゃカッコいいです。
そのためだけに見てもいいくらい!
↑画像の弓使いヘイヤも生きることに貪欲で強いよ!!
今際の国のアリスは、女性キャラの魅力で成り立っている気がします。
朝比奈彩と三吉彩花のスーパーボディ
シーズン1・2通して、朝比奈彩と三吉彩花のスーパーボディが際立つ衣装で最高でした♡
スタイルの良い女性は正義!!
特に、朝比奈彩は今際の国のアリスで株を上げたような気がします。
シーズン1のクライマックスでは、朝比奈彩の戦闘シーンが見どころの一つとなっており、見応えがあります。
やはり手足が長いとアクションが映えますね。
二人ともシーズン1だと演技がぎこちなくて見てるこっちが不安になるのですが、シーズン2になるとこなれてきて成長を感じられます笑。
予算をかけた背景
ネットフリックスだからこそ実現した予算をかけた背景は純粋にすごいと思います。
ドラマであそこまで予算をかけた作品はないのでは??
シーズン1の渋谷のシーンや、シーズン2のカーチェイスなどは見応えありますよ。
シーズン2:山Pの裸体
ネットで話題になった山Pの裸体は見ておくべき!!
最初はギョッとする&鍛えられた肉体に惚れ惚れするのに、話が進むにつれて裸体であることを忘れてしまう不思議。
うまーく局部を隠している謎の技術も面白くて好き。
シーズン2:ハートのジャックの心理戦
今際の国のアリスの げぇむ のなかで最もヒリヒリするゲームがハートのジャックの心理戦 どくぼう です。
まさかの主人公が出てこない げぇむ が最も印象に残ったという笑。
ハートのジャックの げぇむ には、演技力のある磯村勇斗君も出てくるよ♡
批判の多いラストは個人的にアリ!
嫌がる人が多いラストですが、個人的に綺麗に畳んだなという印象です。
ただ、批判は多そうなだな~とは思います。現に、夫は「まじかー」とガッカリしていました。
上手くまとめるには、あのラストしかないかな。と個人的に思いますけどね。
ただ、ハートのジャックの どくぼう を乗り切った磯村君を含む悪二人組の結末はどうなったか知りたかったな。
話の流れ的に〇〇状態なのかなとは思うけど。
潤沢な予算を使い切った今際の国のアリス
今際の国のアリスを観た感想は、「予算がたくさんあってよかったねぇ。」です。
民放ドラマでは見られない豪華な背景だけを楽しむのもアリだと思います。
潤沢な予算を著名俳優のギャラにしていないのも好印象。
とはいえ、演技頑張ってるなぁという印象は拭えなかったので、キャスティングって難しいですね。
シーズン1は目の肥えた人だと「つまらない」と感じるかもしれません。
そのため、シーズン1の星は2.3!
しかし、シーズン2は演技・演出ともにこなれてくるので、見る価値はあると思います。
シーズン2の星は3.3です。
シリーズ通してみる時間のない人は、シーズン1を1.2~1.5倍速で見るといいよ!