ハロウィンでは、スーサイド・スクワッドのジョーカーとハーレイクインに扮するのが一時期流行りましたね。
ハーレイクインに扮した女の子はもれなく全員が可愛く見えてくる不思議…★
スーサイド・スクワッドが上映された当時、ボロクソに酷評されていた記憶があります。
それで鑑賞するのを避けていたんだよなあ。
それでも気になってスーサイドスクワッドを観た感想は「金かけてこのクオリティ!?」でした…笑。
とはいえ、ネット上の評価だと★3取ってるので高評価している人もいるということ。
酷評されてたくせに、ハロウィンでは定番のコスプレになりつつあるこの映画。
気になって鑑賞したので感想をば。
Contents
予備知識ゼロでスーサイド・スクワッド鑑賞 まじで意味不明
スーサイド・スクワッドの知識は「悪役が主役」程度でスーサイド・スクワッドを鑑賞しました。
しかーーーーし!
本当に知識ゼロはきつかったぁ。意味不明すぎて観終わった後にググったもの。
で、ググった内容をまとめると…
- スーサイド・スクワッドはバッドマンのサイドストーリー
- ジョーカーやハーレイクインはDCコミックで認知されている
とのこと。
この映画は、既にジョーカーやハーレイクインの存在を知っている前提で構成されているのかも?と思いました。
いやーでもやっぱり…(以下略)
1.スーサイド・スクワッドのキャスト
のっけからすごい勢いでdisっていますが…キャストはそこそこ豪華です。
でも!スクワッドって分隊という意味なですよ。
「隊」なんだから、それぞれの登場人物に際立った個性が欲しかった。
いや一生懸命個性を出そうとしているのは伝わった、しかしストーリー性がメチャクチャ。
「隊」なのに連帯感まるでゼロ。
まじで。
というわけで、何人もいるチームの中から個人的に印象に残った人たちだけピックアップしていきまーす。
しかしまぁ、なんというかチーム戦なのに目立っていたのがごく一部という。
なんなのもう。
主役級で出てくるかと思われたジョーカーは、まさかのモブ!
あ、でもジョーカーはとても気味悪さが出てて良かった。
本当に良かった。
だからこそモブ扱いが意味不明。
1.テッドショット役 ウィル・スミス
主要悪役の1人は、ウィル・スミス!
「やはりウィル・スミスって演技が上手ね」っていう凡庸すぎる感想ですが笑、冷めた目で鑑賞しててもウィル・スミスのシーンではつい見入っちゃいます。
でも、この映画で必須の気味悪さはゼロ!
もう一度言う。ゼロ。
爽やかな悪役。
2.ハーレイクイン役 マーゴットロビー
そして、この映画の主役であるハーレイクイン役のマーゴットロビー!
もうめちゃくちゃ可愛い!そしてホットパンツからはみ出てるプリケツがかわゆす!!
にしても、マーゴットロビーって役によって全然印象が変わるから言われないと分からないなぁ。
出演作品に爪痕を残してくるので、鑑賞後にキャストを調べて「彼女だったのか!」ってなる笑。
秘めている狂気とお笑い要素を表現していたのは彼女だけかなー。
ぶっちゃけ、彼女の演技力だけでこの映画をギリギリ成り立たせてた感じ。
3.アマンダ・ウォラー役 ヴィオラ・デイヴィス
そして悪役の悪役の黒幕(!)であるヴィオラ・デイヴィス。
この映画に良い緊張感をもたらしてくれています。
渋いよねこの人。
存在感というか。この人も良かった。
うむ。
この人が出演している時だけ、本格派のサスペンス映画を観ているようでした。
4.ムーン博士・エンチャントレス役 カーラ・デルヴィーニュ
で、悪役の悪役のカーラ・デルヴィーニュ。
カーラってシャネルの今は亡きカール・ラガーフェルド大帝のお気に入り娘だったんですけど、いつの間にか女優デビュー。
私、モデルをしている彼女のことが大好きだったんですよ…だからなおさら、カーラの演技を見ていられなかった(>_<)
…詳細は省くけど、ほんとに酷かった(小声)
もう二度と女優はやらないでほしい←
2.スーサイド・スクワッドの酷さの理由
映画って、1本の映画の中にメインストーリーがあって、サイドエピソードが何個かあるのが普通です。
しかし、この映画ではどのエピソードがメインなのかが分からないのよねぇ。。
ハーレイクインの話?エンチャントレスとの闘い?エンチャントレスとの禁断の恋?
しかも、どのエピソードも気持ちが入る前に全く違うシーンになるので、一歩引いて鑑賞せざるを得ないんです。
あらゆるエピソードを盛り込みまくった結果、支離滅裂になっちゃいました!感がすごい。
それにしても脚本が酷すぎて調べてみたら、制作陣と上層部で揉めたとか…?
真相は分からないですが、ここまで意味不明だと納得してしまいそうになる…。
まぁでも、良かった点もなくはないです。
スーサイド・スクワッドの良いシーン
筆が乗ってしまうほどにdisが激しくなってしまうので…いい所を見ていきましょう。
音楽の使い方はなかなか面白かったです。
皆が知っているような曲を使うことで、印象に残るシーンが多かったかな。
あとは、ハーレイクインのメイクと衣装!笑。
左右の目がピンクとブルーというトリッキーなメイクなのに、調和がとれていてむしろ、狂気もありながら可愛さが爆発しているのはすごい。
もうハーレイクインがひたすら可愛い。彼女が画面に出てくるだけでテンションが上がるのよね。
もちろん、良かったシーンもあります。
スーサイド・スクワッドで良かったシーン
スーサイド・スクワッドで良かったシーンは、銃撃戦のシーン。
エンチャントレスが放ったザコ怪物との銃撃戦のシーンはかっこよかったよ!ウィル・スミスが1人でガンガン撃っていくシーン。
最高にかっこよくて、痺れました。
あとは、ジョーカーとハーレイクインの狂った愛情を見せつけるシーンですね。
この2人の狂気とひょうきんさは最高です。
特に印象的なのは、ハーレイクインの狂った愛情を見せつけられて、ジョーカーがハーレイクインをつい助けてしまうシーンかな。
実際はこのシーンもブツ切りで意味わかんないだけど笑。
いや意味や意図は分かるけど、、「はぁそうなりますか…」というね笑。
後はアマンダ・ウォラーが政府高官とレストランで密談しているシーンは見ごたえある。
そこまで重要なシーンではないけど。
…良いシーンは、、、そのくらい。
スーサイド・スクワッド まとめ
ちょっとdisが止まらなくてどうしようかと思いましたが、本当に本当に勿体ない映画でした。
ハーレイクインもジョーカーも良い仕事していたのに、詰め込みすぎて何が何だかよく分からない映画になってしまったのが残念です。
カーラ・デルヴィーニュ演じるエンチャントレスの存在がチープに拍車をかけているのも、残念なところ。
しかもね、最後は悪役たちが仲間の絆で戦うんですよ。
「仲間がーー!」とか言ってるけど、ぶっちゃけ絆が深まったシーンが浅すぎて突然「仲間がーーー!」って連呼されても戸惑うわけで。
「このシーンで命を張るほど絆深まっちゃったの!?」と見ている方は引いてしまいました。
最初から最後まで意味不明すぎて、レンタルショップで旧作無料券で見れて良かったです←
これは映画館で見たら激おこ案件ですわい。
とは言いつつ、レビューでは星3つとっているんですよね。
世間の評価と私個人の評価は必ずしもリンクしないということですな。
というわけで、この酷評は私個人の感想ですので悪しからず。
評価は
…星0.7です。
脚本と編集はまじで評価0ですが、マーゴットロビーの演技力の高さと可愛さの分を加点しました笑。
この映画はマーゴットロビーが演じるハーレイクインをひたすら愛でるだけの映画です。