キングダム2は大人の事情が見え隠れする映画で前回より残念ガッカリ
公式サイトより

映画キングダム2を見てきましたー!!!!

しかし、期待値が高かっただけに残念に感じる箇所が多かったです。

ただ、羌瘣(きょうかい)ファンなら歓喜する内容となっているので、原作キングダムのどこに面白さを感じているかによって感想が変わる映画となっています。

私は、闘う男の人生や戦略を良いなと思っていたので、映画キングダム2では肩透かしを食らった感があります。笑。

2時間の映画で一つの戦闘プラス複数のサイドストーリーを詰め込めば、必然的にああいう形にならざる得ないと思いますが…。

初期の原作ファンとしては、悲しい構成に仕立てられていました(ぐすん)

あ、ガンガンにネタバレしながら感想を書いていくので、観に行く予定の方は回れ右でお願いします。

キングダム2|6つの残念ポイント

キングダム2を鑑賞中に突っ込んでしまった箇所があったので挙げていきますね。

ただ、他の方にとっては名場面だったであろうシーンをdisっている可能性もあるかもしれません。

まぁ、このブログにたどり着いた人は、キングダム2に対する評価は高くなかったと思うので淡々と挙げていきます。

あ、羌瘣(きょうかい)のdisが多いので、ファンは回れ右でお願いします。なにとぞ。

  羌瘣(きょうかい)のトーンタタンがヤバい

羌瘣(きょうかい)のトーンタタンのクオリティがまじでヤバいです…。

何がヤバいって、ジャンプしてるのに等速で上下するという作りの甘さです。

ワイヤーで等速で上下に動く羌瘣はシュール以外の何物でもない。

怪しい人外の力を表現したかったのかな?って好意的に考えてみたけどね?

ファンタジー系のアニメですら、ジャンプのシーンは重力に反するように飛び始めに勢いがあるので、やはりおかしいです笑。

たしかに、映像化するにあたり難しいシーンではありますが、ぶっちゃけカメラアングルの工夫で多少はどうにかなると思うんですけどねぇ。

ちなみに、トーンタタンの声色はめちゃ良かったと思います。

だからこそ!!なぜ引きの定点のまま、あのシーンを撮影したんだろ?と不思議なのです。あれでOKを出した経緯を知りたい。

  羌瘣(きょうかい)と象姉の回想シーンがしつこい

羌瘣(きょうかい)と象姉の回想シーンがしつこくて、「早送りしたい…」となりました。

象姉のくだりはあまり面白くないものの「ストーリーの核として必要なのね」という認識で鑑賞していたので、回想シーンを回想するシーン(!)はキツかったです。

分かりやすく言えば、韓国ドラマの後半でありがちな大量の回想シーンを見せつけられている感じ。

韓国ドラマは100歩譲って数週間前に見た内容のおさらいとして許容できます。(私は早送りしてるけど)

キングダム2は数分前の内容を再び流すもんだから…しかも早送りできないし…辛かったです。

  羌瘣(きょうかい)の衣装が新品ゴワゴワで違和感

羌瘣が登場するたびに、衣装の新品さが気になってしまって集中できなかったです。

しかも、なんか新品特有の生地の硬さがすごくて。

たしかに、羌瘣は他の歩兵よりも綺麗な格好であろうと想像できるけど、決して新品の服で羌瘣は戦に参加したわけではないと思うのよね。

あまりにも新品で目を惹く赤を纏っているもんだから、昔の○○戦隊○○レンジャー!を連想してしまいました。

さすがに戦いが終わったあとは汚れていたけど。

  羌瘣(きょうかい)の「悲しい目」が直接的&しつこい

今回の映画では羌瘣(きょうかい)の悲しい過去がサイドストーリーになっているわけですが、直接的でむずがゆくなってしまいました。

ただ、知人はこのシーンを絶賛していたので、私の感性がおかしいだけかもしれませんが。

山崎賢人&清野菜名の演技力の問題なのか、演出の問題なのかわかりませんが「悲しい目」というキーワードがしつこいなぁと。

ただ、映画という短時間で悲しい過去を伝えるためには直接的な表現が必要だったのかもしれませんね。

  知略の呉慶(ごけい)の凄さが伝わらない

引用:映画キングダム2公式サイト

もうここは呉慶推しとして、本当に許せんのですが!

まじで!呉慶が座っているだけの男に成り下がっている!!!

知略の凄さ、1ミクロンも伝わってこないよおおおおお~!!!!!

しかも!しかも!!

名シーンかつ、後々の伏線にもなる呉慶の檄(げき)が!!!

俺たちの呉慶の檄が汚された~~~~~!!!!(大袈裟)

いや、あれもう次世代に引き継ぐ前に映画化止める気やん?となりました。

ほぼセリフがなかったし、小澤 征悦の無駄遣いですね。

大将同士の一騎打ちがチープに見えちゃったもん。

  トヨエツ演じる麃公(ひょうこう)が上品すぎる

引用:映画キングダム2公式サイト

トヨエツの努力はまじですごいと思います。増量すごい。しかしながら、いかんせん上品すぎるんですわ。

麃公(ひょうこう)は豪傑なので、芸達者なプロレスラーあたりじゃないとハマらない気がしました。

まぁ、本職じゃない人に主要な役を任せられないでしょうけど…。

とはいえ、麃公の豪快さはカメラワーク次第でもっと表現できたような気がします。

何度も言いますが、トヨエツは増量してたしかなり頑張っていました(上から目線でごめんなさい)

ただ、隠しきれない上品さが漂っていたのよねん。

全体的に映像の作りが甘かった気がする

前回のキングダムでは一切感じなかったのですが、今回のキングダム2では全体的に映像の作りが甘いように感じました。

映像の作りが甘いと感じたポイントを挙げていきます。

  • 象姉がセリフを噛みそうになっていたのに強行していた
  • 引き→アップといった映像に動きがなく単調
  • 早送りしたくなるような無駄なシーンの多さ

象姉のセリフを噛みそうになっていた件は同行者も感じたようなので、我々以外にも気になった人はいたはず。

会話シーンの映像で感じた違和感は、定点カメラ1台で撮影されたんか?というくらい単調だったところです。

丁寧に作られたドラマや映画だと、ひとつのシーンで全体の絵とアップの絵がミックスされていますが、基本的に引きであればずっと引きのままで話が進んでいた印象です。

特に気になったのが、麃公の名台詞シーン。

原作の麃公の魅力は顔が枠からはみ出るほどの迫力だったのに、名台詞でも引きの絵のままだったので、私の中で盛り上がりませんでした…およよ。

私も麃公の燃えるようなアツい火種を感じたかったよ!!!!

なんというか、戦闘シーンは丁寧に作られているのに会話シーンはかなり雑な印象を受けました。

キングダム2でテンションが上がったシーン

ここまで酷評ですが、もちろんテンションが上がったシーンもありましたよ!

このシーンのためだけに1,800円払う価値ある!と思えるほど♡

  羌瘣(きょうかい)の殺陣がまじでヤバい

羌瘣(きょうかい)の殺陣はキレがあるのに滑らかで、やっばいです!!

あまりにも華麗な殺陣でスタントを使っているのかと思いましたが、どうやら清野菜名ちゃん本人が演じているようで。

羌瘣の殺陣のシーンはカメラワークも最高だし、清野菜名ちゃんの魅力が溢れてて最高過ぎる!!

あれは大画面で見るべきシーンだと思います。

むしろあのシーンだけに1,800円支払っても良い。

  信の運動神経が良すぎて見惚れる

山崎賢人演じる信の運動神経が良すぎて、びっくりしました。

キングダム1よりも確実に殺陣が上手くなっているから、信の成長を感じられます。

信の殺陣も山崎賢人が演じているので、闘っている最中に彼の顔がアップになるのも躍動感があって最高です。

迫力のある殺陣だけでなく、補助なしで馬に飛び乗ったり操ったり、リアル信の動きで観ている側の気分を乗せてくれます。

山崎賢人の演じる信ってカッコ良すぎてキャラが合わなくない?と穿って観ていたけど、2で完全に信をモノにした感じがあって良かったです。

  プロレスラー真壁の演技力にビビる

引用:映画キングダム2公式サイト

プロレスラー真壁の演技力にビビりました。

わざとらしい演技は一切なく、まじで沛浪(はいろう)そのもの。

あそこまで演技力があるなら、将軍を演じても違和感なかったと思う。

しかも、ひとりだけ戦闘中の攻撃に重量感があって、迫力がある~!さすがプロレスラーという感じでした。

真壁のチョイスは最高すぎて、伍ではもったいない~~~!

いや、でも初期は伍のメンバーはけっこう大事ですからね。真壁で良かったです。

キングダム2は縛虎申(ばくこしん)のための映画

引用:映画キングダム2公式サイト

原作で最も盛り上がるであろう、呉慶と麃公の一騎打ちシーンを完全に食った形になった、縛虎申の存在感はすごかったです。

原作だともっと理解のある上司であるはずなんだけど、縛虎申の良さは最後に凝縮されていたので良し。

もちろん、羌瘣ファンや一般的な鑑賞者は羌瘣のための映画だと感じるかもしれません。

しかし、原作の男の生き様に魅力を感じていた読者なら、縛虎申のシーンで感動するはずです。

とはいえ、正直なところ、2時間の映画に色々なストーリーを詰め込みすぎて、どのストーリーも浅いです。縛虎申ストーリーも俳優さんの演技力で乗り切った印象があります。

そんなストーリーの浅さでも、男の生き様を体現した縛虎申はカッコよかったです。

事切れる瞬間は何かのギャグかと思ったけど(小声)

ちなみに、女友達に感想を聞いてみたところ、縛虎申では感動しなかったそうです笑。

彼女は羌瘣と象姉のシーンで感動したようなので、原作のどこに魅力を感じるかでこの映画の評価が変わるんだなと実感しました。

結論:キングダム2は大人の事情が見え隠れする映画

キングダム2を評価すると、大人の事情が見え隠れする映画だったなと。

理由は以下の3つです。

  • ストーリー作りの甘さ
  • 映像の作りの甘さ
  • 映画に微塵もマッチしていない主題歌

ストーリー作りの甘さは、どの話をメインに持っていきたかったのかが良く分からなかったです…。

本来なら、羌瘣ストーリーで助走をつけて縛虎申の死で盛り上がり、呉慶と麃公の一騎打ちがクライマックスになるはずなんですけども。

特別冊子の伍で監督が「お気に入りのシーンは縛虎申」と言っているので、クライマックスは呉慶と麃公ではないのかもしれませんね。

映像の作りの甘さは、先述の通りです。

作り込みが粗くて、撮影や編集の納期が短かったのかな?と思ってしまいました。

とはいえ、こだわっているところのクオリティはすごいので、”メリハリ”をつけた結果なのかもしれません。

あとは、1ミクロンもマッチしていないミスチルで現実に引き戻されました。

エンドロールで余韻を楽しむことって、映画鑑賞の醍醐味の一つだと思うんです。

キングダム1はワンオクで映画の壮大さとカッコよさにマッチしていたんですけど、ミスチルは戦闘映画とは対局すぎて違和感がすごかった…。

ほんっと違和感が凄すぎて!イライラしてしまった。(ミスチルが嫌いなわけではないです)

エンドロールを見ているときは、コロナでスケジュール通りにいかなかったのかな?ミスチル30周年を盛り上げるために無理矢理ねじ込まれたのかな?と頭の中でぐるぐる。

なんて後味の悪いエンドロールなんだ。

映画館へ現実逃避しに行ったのに、大人の事情を推測させてしまうのはどうなんでしょう~。

まとめ

演者はかなり頑張っているので、役者のプロ根性を楽しむための映画だと思いました。

華奢な日本人が、原作のような現実離れした肉体を作り上げるのはかなり大変だと推測しますが、みなさん頑張ってキャラづくりをしています。

元からゴリマッチョなワイルドスピードのヴィン・ディーゼルやドウェイン・ジョンソンみたいな肉体系俳優さんは日本にいないですしねぇ。華奢な体型からの増量が本当にすごい。

殺陣も本格的で惚れ惚れします。

ただ、「戦闘シーンに力を入れすぎて他がおざなりになったのでは?」と感じたのは事実です。

一方で、羌瘣ファンの人たちの感想を聞いてみると大絶賛だったので、私の感性がおかしいのかもしれませんw

そんな私の、キングダム2 遥かなる大地への個人的評価は…★2.8です!

 

前回が良すぎて期待を膨らませすぎちゃいましたかね。

とはいえ、今後も楽しみにしている映画の1つなので、期待を込めた★の数です。

なんやかんや文句垂れましたが、次回作も楽しみにしています!!

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