【映画】シェフ 三ツ星フードトラック始めました 大物監督の自主映画

アマゾンプライムで発掘 2015年に密かにヒット!

引きこもりには無くてはならないもの…それは「アマゾンプライム」です笑。

今回は、アマゾンプライムのレビュー上でも評価が高い映画を鑑賞。

2015年に公開された映画で、現代ツール(ツイッター)をしっかり使用した映画でしたがまだ3.4年しか経っていないのもあり、古さは感じずに観れました。

でも今だったら、インスタかな?インスタを宣伝に使っているお店も増えましたもんね。

高級ホテルですらインスタのアカウントを持っている時代ですからね。

はて?主役の人は初めましてのお方です

主人公の方は、恰幅の良い中年のおじさん。こんなおじさん確かにいそう。

ていうか、いるわ。

そんな主人公を演じているのは、ジョンファヴローというお方。

彼、今回の作品は脚本、制作、監督、俳優と4つの役割を兼任しております。元々俳優業でも着実にキャリアを積んでいたみたいです。

監督業で代表作は「アイアンマン」。この作品内でも、ドライバー役として出ているみたいです。

…目立ちたがり屋さん??笑

本作、ぼーっと見ていると何気にキャスティングが豪華。

主人公が見たことがない人だから勝手にミニシアター系かと思っていたけど…スカーレットヨハソンやダスティンホフマンやロバートダウニーJrやら…ええええ!?なんでー??

しかも主人公のジョンファヴロー、スカーレットヨハソンと恋人同士!?それ以外にも元妻役の中米美女からの助け舟も出されちゃったりで美味しすぎる件。

この謎は下記最後にて判明します。

肝心の映画の中身は?うぅ~ん!底抜けに明るい

ざっくりと説明するならば『挫折した男が周りの人間の助けで復活する物語』ですかね。

そのメインストーリーに父と息子のサイドストーリーが付いてくる感じ。

ありきたりといえばそうなんだけど、なんでここまで評判になったかというとそれは絶対!!

キューバサンドの美味しそうな焼ける音、画面の向こうから漂ってきそうな匂い、道行く先々でその土地の美味しいものを食べて商品に取り入れられそうなら取り入れて…でも試食のつもりが美味しくて手が止まらなくなるシーンでしょ!

そんなものを見せられ続けたら、口の中がヨダレでいっぱいになる!

そして軽快に進んでいくテンポの良さと、ほどほどに笑える要素を詰め込んだ脚本と、悪者がいないところだと思っています。

ここは観てほしい!ねね子の好きな掛け合いシーン

「アイアンマン」の主人公で有名なロバートダウニーJrが扮するのは、ジョンファヴロー演じるカールキャスパーの元嫁の元夫役。笑。
しかも金持ち社長役。

これはもう完全に「アイアンマン」を意識しているのが分かるし、ニヤりとなります。

そしてこの元夫と、カールキャスパーの掛け合いが面白い!

割と海外コメディでは見かける会話のやりとりではあるけど、会話の主導権を握っている元夫が「自分のハナシ」と「悩み事」を気分で織り交ぜて話するので、ひっちゃかめっちゃかになるんです。ですが意外とテンポ良く進むので気持ちよく見れます。笑

そして私も割と二つの話を気分で織り交ぜて話をして相手を混乱させるので、このシーンは特にクスクスしてしまうのでした。

ゴキゲンMUSIC最高!

この映画の最高のスパイスは音楽!

レゲエからサルサなど幅広いラテンミュージックをベースに自然と身体が動いちゃうようなノリノリの音楽で突き進む、ゴキゲンなロードムービーなんて最高じゃないですかっ。

この歌を大人が歌いながら運転するシーンがすき。

卑猥な歌を聞いている10歳の息子は照れながらもニヤニヤしてて可愛い。

こうやって大人の階段を登っていくのよね…なんて思いながらつい観てるコチラもゴキゲンに肩を揺らしてしまうのです。

ちなみにこの曲はマービンゲイという歌手をカバーしたもの。元ネタはもっと大人でムーディーな雰囲気。

もちろんニューオリンズではJAZZ、ロスでは軽いHIPHOPと音楽もその土地といえばな音楽が流れるのがサイコー!これはアメリカ人の心をガッツリ掴むのわかる気がする。

ちょっと調べ切らなかったんですけど、元嫁がキューバ人で彼女の父が(キューバ移民の多い)マイアミでショーをしているシーンがとってもいい!もしかしたらその界隈では著名な人なのかなと思いながら観ていました。

このシェフという映画は監督の人生もなぞらえているのだ

この映画の楽しみ方ってシンプルに映画だけを観て、「あー楽しかった!」とスッキリ終わらせるのもアリ。

でも、そのあとに監督の人生をググってその人生と照らし合わせてこの映画のストーリーを思い出すと、一気にコメディタッチの軽いストーリーに厚さと深みが増してきます。

ジョンファヴロー監督は「アイアンマン」をヒットさせて、マーベルヒーローシリーズの礎を築いた人です。

そんな大物監督がなんでこんなミニシアター系な映画を作ったかというと、彼も監督としてオーナー(配給会社)には逆らえず不本意な監督業をやった結果、叩かれた経験があるみたい。

まぁ、どこの世界もオーナーには逆らえないから本当の自由になるためには自分がオーナーになるしかないんですよね。本作では料理に例えられているけど、見る人によってはまた違うものに例えられるのではないでしょうか。

「幸せとは?豪華にセッティングされたところでガチガチに指示されたパフォーマンスをすること?いやちがう。自分のやりたいようにやることだ!!」

なんて監督の魂の叫びが、陽気なラテンミュージックとともに流れてきそうですな。

キャストが豪華な理由がここにて判明する

まぁそんなこんなで監督がやりたいようにやった結果が、脚本制作主演監督兼任のいわゆる自主映画になったわけです。

でもすごいですよね。やりたいようにやる勇気とその仕事がちゃんと評価されるなんて。

そういった経緯で作ることになった本作、ロバートダウニーJrは友情出演でほぼギャラももらっていないとか…?

まぁ本当のことはわかりませんが、スカーレットヨハソンもアイアンマンに出演してたし、ダスティンホフマンもなにかしらの繋がり出演なんでしょうね。

まーーでも、自分が主役だもの。

そりゃ美女に言い寄られる役にもなりますわ!いや別に言い寄られてはないけどさ、中米美女とスカーレットヨハソンが恋人、元嫁ってもうそれだけで勝ち組だわい。

最後は自分のお店を持ってほしかった

自由とは?本当の幸せとは?と問いかけているのであれば、最後までフードトラックでいるか自分が完全オーナーのお店を開いてほしかったなぁ。

ブロガーと仲直りというパーツは入れてもいいけど、「パートナーになってしまうんかーい」と突っ込んだ人はそれなりにいたのでは?

天敵と仲直りして仲間になるなら、その後も描かないと不安になります。パートナーと冒頭のように衝突してない?って。笑

でもやっぱりゴキゲンムービーは観てて楽しい

身体が自然に揺れる音楽とともに、軽快な言葉のやりとりと美味しそうなキューバサンドでテンポよく進むストーリーは素直に楽しめる映画でした。

警官が写メをねだるシーンは、くどいけどそのまどろこっしさが妙にリアルで良かった。

ツイッターの効果音もいいアクセントに♪

元気になりたいときに観たい作品。
★4.6

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